社会課題『解決』先進国を目指して

社会課題先進国 日本。
先進国のどこよりも人口減少・高齢化が進み、地域社会に様々な課題が噴出しています。これらの課題解決を前に進めるためには、政治行政だけにその役割を担わせるのではなく、民間サイドからの働きかけも重要になってきます。日本GR協会では、GR・ガバメント・リレーションズを、『社会課題解決のための政治行政との関係構築の手法』と定義し、活動しています。このGRの必要性を「広めること」、GRの事例を「学べること」、GRプレーヤー同士が「繋がれること」を達成するために、アニュアルイベントとして日本GRサミットを開催しています。

日本GRサミット2025開催のねらい

日本GR協会では、GRの領域を「ルール・チェンジ(Rule Change:制度改正)」、「ディール・メイク(Deal Make:事業組成)」、「アピール・トゥー・パブリック(Appeal to Public:世論喚起)」に設定しています。今回のサミットでは、この3つの領域を改めて確認するためのセッションを企画しました。 また、昨年より募集・収集した官民連携事例から、秀逸な事例を表彰するために実施している「GR_官民連携アワード2025」の受賞者の皆さまにもご登壇いただき、そのエッセンスを語っていただきます。

  1. 社会課題を解決し、社会的インパクトを創出するために、ルール・メイクの作法やナレッジを参加者と共有する。
  2. ルールメーカーと呼ばれる方々の方法論(パブリックアフェアーズ、アドボカシー、ロビーイング、ガバメントリレーションズ等)を広く発信し、社会課題解決の機運を醸成していく。
  3. 登壇者・参加者それぞれの活動領域を超えたネットワーキングの機会としていく。

タイムテーブル

13:00 –開場
13:30 –オープニング
13:40 –セッションA
◆ルール・チェンジ:社会を動かす提言力 〜政策形成への新たなアプローチ〜
14:30 –GR_官民連携アワード2025
◆GR_官民連携アワード2025 最優秀アワード事例発表
◆GR_官民連携アワード2025受賞者セッション
 受賞者の挑戦と展望 〜官民連携が切り拓く未来〜
16:10 –セッションB
◆ディール・メイク:官民連携で社会課題を解決! その方法論の確立に向けて
17:10 –セッションC
◆アピール・トゥー・パブリック:Z世代と考える社会のカタチ 〜共感と議論を生む世論づくり〜
18:00 –クロージング
18:30 – 20:30アフターパーティー (事前申込制 – 別会場)
Peatixでの事前申し込みが必要です。

2021年より、地域課題解決のベストプラクティスとなる官民連携事例を広く全国から募集・収集し、表彰してきました。
その事例からエッセンスを学び、それをまた全国に向けて発信していく機会を作ることで、地域の課題解決促進の一助となることを目的としています。
今年は、特に「挑戦度」という評価基準を加え、広く公募をしました。
その結果選ばれた団体の皆さまにご登壇いただき、官民連携の未来について展望いただきます。

概要説明 今井 恭子
一般社団法人 日本GR協会
チーフGRオフィサー

GR_官民連携アワード2025の評価基準

GR_官民連携アワード2025 審査結果

■ 最優秀賞

合志市クリエイター塾
一般社団法人地元サイコゥ育成機構
株式会社ロボット
熊本県 合志市

■ 優秀賞

ふるさとブックオフ
ブックオフグループホールディングス

高校生リバースメンター
株式会社 笑下村塾
群馬県
福岡県 古賀市

奈良県磯城郡3町のシェアサイクル事業
奈良県 三宅町(川西町、田原本町)

 

GR_官民連携アワード2025 最優秀アワード事例発表

柳井 研
一般社団法人地元サイコゥ育成機構

GR_官民連携アワード2025受賞者セッション:受賞者の挑戦と展望
~官民連携が切り拓く未来~

GR_官民連携アワードは、2021年より地域課題解決の好事例からエッセンスを学び、それを全国に向けて発信していく機会を作ることで、地域の課題解決促進の一助となることを目的としたアワードです。
今年は、特に「挑戦度」という評価基準を加え、広く公募をしました。
その結果選ばれた団体の皆さまにご登壇いただき、官民連携の未来について展望いただきます。

小金井 真吾

株式会社BOチャンス(ブックオフグループ) 代表取締役

たかまつ なな
株式会社笑下村塾 代表

田辺 一城
福岡県古賀市 市長

森田 浩司
奈良県三宅町 町長

モデレーター:今井 恭子

セッションA(ルール・チェンジ)
社会を動かす提言力 〜政策形成への新たなアプローチ〜

かつてのルールチェンジは個社や業界の権益を守るために、政治資金パーティーのチケットを買い、業界団体の顧問として政治家を迎え、選挙の際に名簿を提出するといったやり方を選択していました。
けれども、新しいマーケットを作るためのルールチェンジは違ったやり方で進んでいます。
モビリティー、金融、医療、ツーリズムといった領域では、具体的な制度改正が様々な手法を駆使して実現されてきました。
そのリアルな経緯を語ることができる皆さんに、ルールチェンジのニューモデルを提起していただきます。

石山 アンジュ
一般社団法人Public Meets Innovation代表

黒田 岳士
GR Japan株式会社
アソシエイト・ディレクター

鈴木 康友
静岡県 知事

モデレーター 小野寺 浩太
株式会社 Next Relation 代表取締役CEO

セッションB(ディール・メイク)
官民連携で社会課題を解決! その方法論の確立に向けて

地方創生SDGs官民連携プラットフォーム、企業版ふるさと納税、PPP/PFIなど、国が主導する官民連携のスキームは多数存在しています。しかし一方で、こうしたスキームに依存せずに、独自で官民連携を仲介する自治体やプレーヤーも増えてきました。ただ、そうした方法論はなかなか開示されず、組織や個人に属してしまうのが実情です。このセッションでは、トッププレーヤーにご登壇いただき、生々しい官民のやり取りを含めて、そのテクニックをご披露いただきます。

荒木 義行
熊本県合志市 市長

三浦 美樹
一般社団法人 日本承継寄付協会 代表理事

山本 一太
群馬県 知事

モデレーター 吉田 雄人
一般社団法人 日本GR協会
代表理事

セッションC(アピール・トゥー・パブリック)
Z世代と考える社会のカタチ 〜共感と議論を生む世論づくり〜

これまでは、オールドメディアと言われるテレビや新聞が、世論を作る専売特許を握っていました。しかし動画サイトやSNSの登場により、その方法論は大きく様相が変わりました。さらに「エコーチェインバー」や「フィルターバブル」といった特徴は世論を形成するだけでなく、実際の投票行動などにも大きく影響を与えています。分断を生みかねないツールでもありますが、使い方次第ではベンチャー企業やNPOにも大きな世論を起こすこともできます。このセッションでは、Z世代を中心とした登壇者にその事例と方法論を議論していただきます。

小川 知也
埼玉県鳩山町 町長

秀島 知永子
一般社団法人日本若者協議会 理事

吉野 裕斗
愛知県日進市 市議会議員

モデレーター 櫻井 彩乃
一般社団法人GENCOURAGE 代表理事

ご協賛企業

ゴールドスポンサー

シルバースポンサー

協力団体

正式名称日本GRサミット2025
日時2025年4月12日 (土曜日) 13時30分 〜 20時30分
場所SHIBUYA QWS
東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア(東棟)15階
主催一般社団法人 日本GR協会
協賛ゴールドスポンサー
・GR Japan株式会社
・株式会社NextRelation
シルバースポンサー
・株式会社ヨミテ
協力団体SHIBUYA QWS (渋谷キューズ)
熱意ある地方創生ベンチャー連合
参加費・サミットのみの参加 : 無料
・アフターパーティー : 11,000 円
参加申込方法Peatixでお申し込みください。
・アフターパーティーのお申し込みは、サミットお申し込み時のみとさせていただきます。
 ※ 当日会場での参加申し込みは不可ですのでお気をつけください。
参加人数先着150名限定