GR_官民連携アワード2025 優秀賞 (1)
ふるさとブックオフ
民間企業名
ブックオフグループホールディングス
自治体名
岩手県西和賀郡西和賀町
三重県桑名郡木曾岬町
事業概要
ブックオフ創業30周年としてスタートした取り組みで、地方の文化資本の格差解消を目的として、全国の書店ゼロ地域(※)に、「ふるさとブックオフ」を、地域のパートナー団体・自治体と連携して出店する事業。
※2000年総書店数21495店舗が2021年には8789店舗になり、全国の1741市区町村中、456市町村で書店がゼロ
ブックオフグループが、地域のパートナー団体(NPOなどを想定)に販売委託を行います。
契約としては、売上高の10%を委託手数料としてブックオフから地域団体へ支払います。
地域団体に求めるものは、古物商の許可取得と、常駐体制及び現金管理のみです。
本棚や売り場スペースも必要だが、細かいレギュレーションはありません。
出店第1号となった岩手県西和賀町では、町に書店がなくなり20年が経過し、町民は隣接の自治体まで約30分かけて移動していた。
夏休みのタイミングにオープンしたところ、初月は500冊以上を売り上げ、その後も月平均180冊を売り上げています。
アピールポイント
書店がない市町村は多くあります。
そこで暮らす人とそうでない地域の格差がどんどん広がっていく、そうすると住む人もどんどん減っていく。
税収入も減り、インフラが維持できなくなる。
広義にはそのようなことにも歯止めをかける施策だと思っております。

ブックオフグループの皆さん