GRサミット
2008年のリーマンショック、2011年に始まった人口減少、同年の東日本大震災などを機に、資本主義の高度化、少子化・高齢化・多死化、自然災害の多発化等、具体的な地域課題が顕在化しています。ところが、ほとんどの自治体は財政難と職員不足に直面し、地方行政の知見のみに頼る姿勢では対処や解決が難しいケースが増えているのが現状です。
しかしその一方で、テクノロジーの発展に伴う新サービスやソリューションが、そうした地域課題解決の糸口になりつつあり、またその活動が民間企業におけるビジネスシーズやニーズに育つ兆しも見え始めています。
GR(Government Relations:ガバメント・リレーションズ)とは、「地域課題解決にフォーカスした良質で戦略的な官民連携」を意味し、〈行政〉と〈民間〉の間を〈課題解決〉という目的でつなぐ役割を担っています。
このたび開催する「日本GRサミット」は、こうした地域課題が山積する社会背景を踏まえ、“GRを「広げる・学べる・つながれる」機会の創出”を目的に、国内で初めて開催致しました。

昨年秋に行ったGRサミットの様子です。
モデレーター:朝比奈 一郎(青山社中株式会社 代表取締役、総務省地域力創造アドバイザー)
■登壇者: 菅原 直敏((一社)Publitech 代表理事、神奈川県議会議員)
熊谷 俊人(千葉市長)
村上敬亮 (内閣府 地方創生推進事務局 審議官)

たくさんの方が来訪してくださいました。

出席者同士の交流も行いました。
GR勉強会
GR勉強会は、地域課題解決のための良質で戦略的な官民連携の手法であるGR:ガバメント・リレーションズを学ぶことができるゼミです。地域課題に向き合う行政や民間企業の職員、ベンチャー企業の社長、地方議員、学生など、多様性のある立場からゼミ生が参加しています。

2020年2月に、小田原市長の加藤憲一氏をお招きして勉強会を行いました。

現場のリアルな声からGRを学ぶことができる貴重な場です。